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Channel: 自分・人生
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卓見

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人の死に対しての考え方が変わった。
自分の死に対しても、勿論。
自殺をした父。
「私があの時、気づいていれば。。。」などといったいわゆる「後悔」と言うものもした。
しかし、それは、単なる自己満足であるのだ。
後悔して、償いの気持ちを少々感じつつ。
死んだ本人は何を望んでいたのか?
死ぬことを一番に望んでいたのだ。
父は、その望みを自分でかなえたのだ。
数回目の試みでそれが実現。
悲しい気持ちになっているのは残された親族だけであるのだ。
きっと辛い顔はしていない。
笑顔で居るはず。
この世で、肉体がまだあった頃の父の苦しい顔とは違うだろう。
だから、悲しむのはもうやめた。
父に恥ずかしくない人間になろう。

友人が教えてくれた。
彼女の助言や考えは、卓見だ。
するりと心に落とし込めるのだ。
私の苦しみ、悲しみに水を注いでくれた彼女に感謝。

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